このツールが将来の資産額をどのように試算しているか、3つの計算モードそれぞれの仕組み、そして結果の読み方を順を追って解説します。
積立シミュレーターは、毎月の積立による将来の資産額を試算できる、ブラウザで動作する無料のツールです。積立額から将来の資産額を試算するモード、目標金額に到達するために必要な毎月の積立額を逆算するモード、一定の積立ペースで目標金額に到達するまでにかかる期間を求めるモードの、3つの計算モードを備えています。また、積立額や利率の異なる複数の期間(フェーズ)に分けて積立計画を設定したり、最大4つのプランを並べて比較したりすることもできます。計算はすべてお使いのブラウザ内で行われ、入力内容がサーバーへ送信されることはありません。
本ツールは月複利で計算します。まず年利率から、12回複利で運用したときにちょうどその年利率になるような月利を求めます。
ここで r は年利率(小数)、i は内部で使用する月利です。初期投資額を P、毎月一定の積立額を C とすると、n か月後の将来の資産額は次の式で求められます。
第1項は初期投資額が単独で複利運用される分、第2項は毎月の積立が積み上がった将来の価値です(各月の積立は月末に行われ、その時点から複利で運用されるものとしています)。積立額や利率の異なる複数の期間(フェーズ)に分けて設定した場合は、ある期間の終了時点の残高が次の期間の開始残高になるため、積立計画全体を通じて複利の運用が途切れずに続きます。
初期投資額、毎月の積立額(複数の期間に分けることもできます)、想定年利率を入力します。上記の式を適用し、積立元本(積み立てた金額)・運用益・合計額の試算結果を、年ごとの推移を示すグラフとあわせて表示します。
目標金額、積立期間、想定年利率を入力します。同じ式を FV ではなく C について解き、期間の終わりまでに目標金額に到達するために必要な毎月一定の積立額を求めます。積立期間が0で目標金額が0より大きい場合は解が存在しないため、結果は達成できないものとして表示されます。
初期投資額、毎月の積立額、想定年利率、目標金額を入力します。目標金額に到達するまでに必要な年数を求めます。この値に人為的な上限は設けていません。入力したペースでは目標到達に数百年、数千年かかる場合でも、途中で打ち切らずにその数値をそのまま表示します。積立額と利率ではどうしても目標金額に届かない場合(たとえば利率が0で、毎月の積立額が0またはマイナスの場合)は、誤解を招く数値を表示せず、到達できない旨を表示します。
初期投資額0円から、毎月3万円を20年間、想定年利5%で積み立てた場合:
正確な金額は端数処理によって変わり、ツール上で改めて計算されます。この例は結果のおおよその姿を示すものであり、将来の成果を保証するものではありません。
本ツールが表示する数値は、入力された年利率が積立期間を通じて一定であること、また運用益が複利で再投資されることを前提とした試算であり、実際の運用成果を保証するものではありません。税金・手数料等は考慮していません。
市場価格の変動や金利水準の変化により、実際の資産額は本ツールの試算結果と大きく異なる場合があります。特に「必要な積立額」「必要な期間」の計算モードは、想定利率が実際の運用結果と異なった場合、算出された金額・期間で目標を達成できない可能性があります。
本ツールは特定の金融商品の売買や投資判断を推奨・勧誘するものではなく、実際の投資に関するご判断は、必ずご自身の責任において行ってください。